理窓会

2012.08.27 21:21 ― admin

理窓会千葉支部参加報告

平成24年8月26日(日) 「ポートプラザちば」にて、理窓会千葉支部定期総会が開催された。
首都圏の東京、埼玉、神奈川、千葉の4支部それぞれの支部活動を盛り上げ、ひいては理窓会全体の活性化を図るために、連携を図ろうといった趣旨で、当支部も招待された。

当日は、藤嶋昭学長、山田義幸理窓会会長の他、首都県支部長3名、理科大学からは講演講師を含む8名、こうよう会からは2名、計17名の来賓と支部会員52名、総合計70名の参加を得て、14:00から総会、講演会、懇親会と進められた。本県と大きな違いは、支部全体が、教職員部会、企業人部会と別れており、それぞれの部会による研修会や総会があり、さらに全体での総会があるということである。長所として、教員がしっかりと組織立てられており、継続性や活動のしやすさがあげられる。そのため、教職員部会参加者は48名で、企業人部会の参加者15名を大きく上回っている。この組織形態を導入すべきかどうか検討の余地はあるが、千葉支部として、これまで教職員部会からの発足という歴史を経て今日の部会形態が形成されたものと考える。
もう一つは、東京理科大学の理工学部や薬学部が野田キャンパスのあり、千葉支部と大きな関わりがあることからだろうと思われるが、本学教授の参加者が多く見られた。神奈川にゆかりのある本学OBの教職員が多数いると考えられることから、本県でも大学に参加を呼びかけていくことも必要かと思われる。

千葉県は本県と同様に今年度、支部長他人事の交代があり、新支部長に小倉正敬(おぐら ただのり)氏が推挙され、承認された。
その後、藤嶋学長からは最近の理科大の状況、山田理窓会会長からは「理窓会のネットワーク拡充のために」といった理窓会の現状と展望が報告された。

講演会では、東京理科大学理学部応用化学科 准教授 駒場慎一 先生による『新型蓄電池の研究~「リチウム」から「ナトリウム」へ』のテーマで、蓄電池がどのような歴史を経て現在に至ったか、蓄電池に関する最新技術、といった専門外でもわかるように丁寧な講演があった。

その後の懇親会では、和気藹々と旧交を温め、相互の健康と無事を確かめ合っていた。総会や懇親会が14:00~19:15という長丁場であったが、楽しい会はあっという間に時間が過ぎていった。
(文責 山本 孝)

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