6月4日(火) 野田キャンパスの一角に建設された光触媒国際研究センターの内覧会がありました。

同センターは経済産業省「イノベーション拠点立地支援事業(「技術の橋渡し拠点」整備事業)」に採択され、3月15日に完成し、「光触媒に関するグローバル研究開発拠点」として、国内外にその成果を発信することになります。

光触媒は多様な分野で活用が可能であり、今後は企業や海外の堅強者などにも参画してもらい、世界をリードしていく研究となることでしょう。

このセンターでの研究体制は、センター長に学長の藤嶋昭氏、セルフクリーニンググループのリーダーに基礎工学部教授の安盛敦雄氏、人工光合成グループのリーダーに理学部第一部教授の工藤昭彦氏、環境浄化グループのリーダーに理工学部教授の池北雅彦氏を迎えて、３分野の研究を深めます。

施設面では、1Ｆには顕微鏡測定室、ダイヤモンド薄膜研究室、試料調整室等、2Ｆには疑似太陽光装室、構造解析測定室、加速劣化研究室等、3Ｆには植物工場、水分解光触媒研究室、太陽電池研究室等が配置されていて、それぞれには最先端の実験機器を備え、研究の発展と成果の発信が大いに期待できます。

当日は、学内職員による神事が行われ、その後、記者会見、テープカット、内覧会、祝賀会といった次第で進行されました。午前10時から午後１時半まで式典、祝賀会等が開催されましたが、学内外から参加された方々は、本学のこうした充実した最先端の研究施設に驚きの様子でした。　　　

（文責　山本　孝）

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