平成29年度 東京理科大学理窓会埼玉支部総会参加報告

7月2日の日曜日、「ウエスタ川越」に約80名が集い、理窓会埼玉支部総会が開催されました。初めに長澤埼玉支部長から本総会の審議事項の説明と講演会の紹介があり、その後来賓挨拶と続きました。

石神理窓会会長から理窓会及びHCDの活動報告があり、岡村常務理事、藤嶋学長からは大学の現状について報告がありました。2031年に創立150周年を迎え、日本の理科大から世界の理科大を目指す。理工学部キャンパスの再整備、研究力ランキング、宇宙プロジェクトの採択、9年連続5万人の志願者数、高い進路決定率など大学の現状について詳細な説明があり、躍進する理科大の現状について認識を深めることができました。

講演会の講師は、東京理科大学特命教授の姜尚中先生で、「若者の人生儀礼」のタイトルで講演がありました。異質なものとの出会いが新しい知をつくる。社会的モビリティが低下しているのならモビリティを創り出す仕掛けが必要である。若者は葛藤を持ちながら次に進む。長万部で過ごすことは通過儀礼で、大学は通過儀礼の場である、など人間の生き方にかかわる奥深く示唆に富んだ講演でした。

懇親会は、会場を移し川越駅近くのラ・ボア・ラクテ川越で開催されました。この会場は私が理科大を卒業し、川越市立の中学校教諭としてスタートしたときに住んでいたアパートの隣の場所で、懐かしさと街の様変わりに感慨を覚えました。来賓の祝辞、首都圏支部長、こうよう会会長の挨拶があり、乾杯後は和やかな雰囲気の中、参加者は各テーブルを移動しながら交流を深めました。

(文責 51K 細川秀夫)