理窓会東京支部 秋季大会 参加報告

令和元年9月22日、神楽坂キャンパスで理窓会東京支部の秋季大会が開催されました。 報告会では、理事長・理窓会長が所用のため欠席され、我らが支部の矢部博先生が、理事長と理窓会長の代理として手際よく報告されていました。

講演会では、同窓(S56理工・機)の(株)富田製作所社長の富田英雄様により、「精密板金加工の秘話」という演題で、スカイツリーの鉄柱の製作など、苦労話を親しみやすくお話されました。 十数億のプレスマシーンを仕事の当ても無いのに購入され、毎日、事務所のカギをかける度に、70万円の金利が消えていくという秘話をご披露頂きました。 とても私どもには真似のできない無謀さと、強運と、和の心をお持ちの方です。 大変面白いお話ですので、神奈川支部でも機会があればお願いしたいと思いました。

演奏会では、ソプラノ歌手のしもざき響子さん、テノール歌手の工藤和真さん、ピアノの新里恵美さんによる、オペラの数々をご披露頂きました。 すばらしい声と圧倒的な声量で、1時間半以上の会になりました。 聞き終わった後まで、耳の奥に歌声が残ってしまう程でした。

懇親会に移り、学長 松本 洋一郎様のご挨拶に始まり、和気あいあいとした懇親会になりました。 首都圏3支部を代表して埼玉支部の小林 美喜夫様が挨拶され、「これだけ内容のある立派な会に、この人数ではもったいない」と発言されたことが、印象に残っています。 講師の先生や、オペラ歌手の皆さんも参加され、とても楽しく過ごすことができました。 東京支部の皆さんありがとうございました。

文責 神奈川支部長 山下 庫太



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