技術士資格取得支援活動

2024年度の年間スケジュール

確定次第、こちらに掲示します。

最近の技術懇話会

第115回技術懇話会開催

今回は、東京理科大学 理学部第一部 応用化学科 教授で同学研究推進機構 総合研究院 カーボンバリュー研究拠点 拠点長の工藤昭彦先生にご講演をお願いしました。

―――― 記 ――――
【技術懇話会】
日 時:2024年9月14日(土)16:00~18:00(受付開始15:45)
場 所:神楽坂キャンパス 森戸記念館1階 第2フォーラム
【講演内容】
演題「カーボンニュートラルのための光触媒を用いた人工光合成技術の開発」
【講演概要】
カーボンニュートラルを実現、さらには資源・エネルギー・環境問題を解決する科学技術として、簡便で低コストが期待される光触媒を用いた人工光合成が注目されています。代表的な人工光合成として、水からグリーン水素を製造する、水を水素源として二酸化炭素を資源化する反応があげられます。本講演では、今までどのような研究がなされてきたか、何が課題点だったのか、現状はどうなっているのか、今後すべき課題は何かについて説明します。そして、光触媒を用いた水分解の原理などの基礎的なことからから、具体的な水分解光触媒系までを紹介します。
【ご講演者及びご略歴等】
工藤 昭彦(くどう  あきひこ) 様

 東京理科大学 理学部第一部 応用化学科 教授
 東京理科大学 研究推進機構 総合研究院 カーボンバリュー研究拠点 拠点長
【ご略歴等】
1983年 3月 東京理科大学理学部第一部化学科卒業
1988年 3月 東京工業大学大学院総合理工学研究科電子化学専攻博士後期課程修了(理学博士)
1988年 4月 アメリカ Univ. of Texas at Austin 博士研究員
1989年11月 東京工業大学大学院総合理工学研究科電子化学専攻・助手
1995年 4月 東京理科大学理学部第一部応用化学科・講師
1998年 4月 東京理科大学理学部第一部応用化学科・助教授
2003年 4月~現在 東京理科大学理学部第一部応用化学科・教授
2022年 1月~現在 東京理科大学 研究推進機構 総合研究院 カーボンバリュー研究拠点 拠点長

【受賞】
2009年 光化学協会賞
2011年 第10回GSC(Green Sustainable Chemistry)賞 環境大臣賞
2011年 ENEOS水素基金設立五周年記念顕彰
2017年 触媒学会 学会賞(学術部門)
2017年 第72回日本セラミックス協会賞(学術賞)
2020年 文部科学大臣表彰 科学技術賞
2022年 令和4年度東京都功労者(技術振興功労)
2023年 日本化学会賞

【参加費用】
・講演会のみ 無料
・懇親会 5,000円(学生は無料、但し社会人学生除く)
・場所  イタリアンカフェ&レストラントリノ」
(東京都新宿区揚場町1-3グロリアビル1F) 
【CPDに関して】「実時間:2時間」の参加票を発行します。

第114回技術懇話会開催

 今回は、東京スカイツリーの構造を支える巨大鼎鋼管の製作を担当された富田製作所代表取締役社長富田英雄様にご講演をお願いしました。

―――― 記 ――――

【技術懇話会】

日 時:2024年7月13日(土)16:00~18:00(受付開始15:45)

場 所:神楽坂キャンパス 森戸記念館1階 第2フォーラム(下記地図参照)

【講演内容】

演  題:「厚板精密板金技術の秘話 ―東京スカイツリーの鼎鋼管製作など―」

(講演概要)

 失われた30年の中、日本の玄関口の東京のシンボルとして皆様を勇気づけた世界一高い電波塔として東京スカイツリー」高さ634ⅿ、自重3万6000㌧を支える鼎鋼管の製作の秘話(理科大 科学フォーラム2017(8)掲載)について紹介します。建設予定地が、東武線、旧「業平駅」前の100m*400mの細長い敷地に建てるため、底辺が68ⅿの正三角形から地上300mで円形にする「△から〇」の独特な形状をなし、見る角度によって日本刀の「そり」と神社仏閣の列柱の「ムクリ」のカーブを著名な彫刻家(澄川喜一氏)の意見を入れながら設計されています。また、百年建築として強度部材は、ひび割れしない材質が必要とされ、更に正三角形の頂点となる鼎柱に斜めの鋼管トラス構造で支えていく「分岐継ぎ手溶接構造」で接合して行くため、その鼎柱の材質は、今までにない溶接性に優れた超強度鋼が必要とされました。その任務を弊社に伝えられ、弊社に今まで経験した事の無い「厚く(板厚10cm)、大きく(直径2ⅿ30㎝)、重い(15000㎏/本)、高強度(降伏点500N/㎟以上)」の鋼管の製作についてお話いたします。

【ご講演者及びご略歴等】

富田 英雄 (とみた ひでお)様

 (株)富田製作所 代表取締役社長

(ご略歴等)

1956年 東京都葛飾区生まれ・私立市川学園中学卒

1975年 都立両国高校卒

1981年 東京理科大理工学部機械科卒(佐藤金研・塑性工学)・

1982年 (株)富田製作所入社(生産技術・新技術開発・不動産買収担当)

1994年 (株)富田製作所 つくば工場 建設竣工 つくば工場長就任

2013年 学校法人 東京理科大 評議員

2015年 学校法人 東京理科大理窓会 第17回 「坊っちゃん賞」 受賞

2016年 (株)富田製作所 4代目、代表取締社長 就任

2021年 経産省 戦略的基盤技術 高度化支援事業(サポイン事業)推進責任者

【懇親会】

  技術懇話会後、18:30~20:30

  会場:PRONTO飯田橋店 (東京都新宿区揚場町1-11飯田橋中央ビルB1F)(下記地図参照)         

【参加費用】

  ・講演会のみ 無料

  ・懇親会  5,000円(学生は無料、但し社会人学生除く)

【CPDに関して】  「実時間:2時間」の参加票を発行します。

第113回技術懇話会(特別講演会) 開催

 今回は特別講演会として、学校法人東京理科大学 常務理事 創域理工学部電気電子情報工学科教授 兵庫明先生にご講演をお願いしました。兵庫先生のご講演は森戸記念館で行い、オンラインでも参加できます。
 ご講演の概要は、「まず、ディジタル時代の中心にあり巷の話題となっている半導体技術の進化の歴史と動向を述べる。つぎに、ディジタル時代におけるアナログの役割、昔と今での違い、新たな課題とその解決のために開発された回路技術について述べ、今後のアナログ回路開発には広い視野と分野融合が重要であることを述べる。」となります。


―――― 記 ――――

【特別講演会】
日 時:令和6年 5月25日(土)16:00~18:00(受付開始15:45)
場 所:森戸記念館 1階第2フォーラム

【講演内容】
演 題:「ディジタル時代におけるアナログ回路技術から見た分野融合の重要性」
        
【講演者及び略歴等】
 兵庫 明(ひょうご  あきら) 先生  

  学校法人東京理科大学 常務理事
  創域理工学部電気電子情報工学科教授 工学博士

(学歴等)
1984 年 3 月 東京理科大学 理工学部 電気工学科 卒業
1986 年 3 月 東京理科大学大学院 理工学研究科 電気工学専攻 修士課程 修了
1989 年 3 月 東京理科大学大学院 理工学研究科 電気工学専攻 博士後期課程 修了
(工学博士)
同年 4 月 東京理科大学 理工学部 電気工学科 助手
1996 年 9 月 オハイオ州立大学(米国)在外研究員(1997 年 8 月まで)
(講師、助教授(准教授)を経て)
2005 年 4 月 東京理科大学 理工学部(現 創域理工学部)電気電子情報工学科 教授
(現在に至る)
2015 年 4 月 東京理科大学 理工学部 副学部長(2018 年 9 月まで)
2015 年 10 月 東京理科大学 学生支援機構 キャリア支援センター長(2017 年 9 月まで)
2016 年 12 月 学校法人東京理科大学 理事
2021 年 4 月 学校法人東京理科大学 常務理事(現在に至る)
学会関係
電気学会・アナログ電子回路の発展的設計・解析技術調査専門委員会 委員長
電気学会・電子回路研究専門委員会 委員長
電気学会・電子回路技術委員会 委員長
電気学会・電子・情報・システム部門 編修担当役員
電子情報通信学会・「アナログ回路技術」英文論文小特集編集委員会 委員長
Springer・Analog Integrated Circuits and Signal Processing Editor-in-chief
応用科学学会 理事、副会長などを歴任(一部は在任中)
2016 年 3 月 電気学会 フェロー

【懇親会】
技術懇話会後、18:30~20:30
会場:アジアンキッチン「サパナ」神楽坂店 (PORTA神楽坂2階)

【参加費用】
・講演会のみ 無料
・懇親会   5,000円(学生は無料)

【CPDに関して】

 「実時間:2時間」の参加票を発行します。

以前の技術懇話会の情報は「これまでの技術懇話会」に記載しています

企業見学会

以前の技術懇話会の情報は「これまでの企業見学会」に記載しています

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