技術士資格取得支援活動

2024年度の年間スケジュール

確定次第、こちらに掲示します。

最近の技術懇話会

2025年3月8日(土)第118回技術懇話会 【神楽坂キャンパスおよびwebにて】

今回は、東京理科大学 創域理工学部 社会基盤工学科 教授で同学研究推進機構 総合研究院 マルチハザード都市防災研究拠点 拠点長の二瓶泰雄先生にご講演をお願いしました。

―――― 記 ――――

【開催日時・場所】

・技術懇話会  2025年3月8日(土) 16:00~18:00 (受付開始15:45)

    神楽坂キャンパス 1号館17階講堂

 ・先生との交流会                 18:30~20:30

   イタリアンカフェ&レストラン「トリノ」              

【講演内容】

演題 「マルチハザードの危機と理科大の取り組み

       ~令和6年能登半島地震・豪雨から考える~」

【講演概要】

  令和6年元旦に発生した令和6年能登半島地震では、M7.6の地震が発生し、その後津波や地すべり、大規模火災の発生、という複数のハザードが次々と発生しました。さらにその9か月後には豪雨が生じ、甚大な「マルチハザード」被害が報告されています。

本講演では,なじみのない「マルチハザード」の危機を令和6年能登半島地震や近年の災害を例に具体的に示されました。これに対する理科大の研究の取り組みも紹介されました。

【ご講演者及びご略歴等】

二瓶 泰雄(にへい やすお)様  

東京理科大学 創域理工学部 社会基盤工学科 教授
東京理科大学 研究推進機構 総合研究院 マルチハザード都市防災研究拠点 拠点長

【ご略歴等】 

1992年 3月  東京工業大学 工学部 土木工学科卒業

1994年 3月  東京工業大学 理工学研究科 土木工学 博士課程 中退

1999年 3月 東京工業大学 博士(工学) 論文 取得学位

1994年 4月  東京工業大学工学部 土木工学科 助手

2000年 4月 東京理科大学 理工学部 土木工学科 講師

2004年 4月 東京理科大学 理工学部 土木工学科 助教授

2015年 4月 東京理科大学  理工学部 土木工学科 教授

2023年 4月~現在 東京理科大学創域理工学部 社会基盤工学科 教授

2023年 8月~現在  東京理科大学 研究推進機構 総合研究院

マルチハザード都市防災研究拠点 拠点長

【受賞】

1994年 7月      混相流シンポジウム・ベストプレゼンテーション賞

1998年 7月     日本混相流学会論文奨励賞

2000年 5月     土木学会論文奨励賞

2007年 11月14日 河川整備基金助成事業優秀成果

2008年 11月25日(学)東京理科大学 優秀研究者奨励賞

2009年  5月29日 土木学会論文賞

2009年 10月      土木学会 年次学術講演会優秀講演者賞

2015年  7月30日「国土技術開発賞」入賞

2022年  8月30日 河川整備基金助成事業優秀成果

2023年  6月23日 2023年度河川技術に関するシンポジウム 優秀発表者賞

2024年 10月24日 2024年度大成学術財団選奨 銅賞

【参加費用】

・技術懇話会       無料

・先生との交流会    5,000円(消費税込、学生は1,000円、但し社会人学生は5,000円)

【CPDに関して】

 技術懇話会「実時間:2時間」の参加票を発行

2025年2月8日(土) 技術講演会【森戸記念館およびwebにて】

今回は、日本技術士会金属部会部会長の田中和明様にご講演をお願いしました。

―――― 記 ――――

【技術懇話会】

日 時:2025年2月8日(土)16:00~18:00(受付開始15:45)

場 所:神楽坂キャンパス 森戸記念館1階 第2フォーラム

【講演内容】

演題「金属部会活動と実務に役立つ『技術者倫理のキホン』」

【講演概要】

 部会長を務める金属部会の年間活動を簡単に紹介。ついで、2023年11月に出版した『技術者倫理のキホン』で展開している最前線の技術者・研究者なら押さえておきたい技術者倫理のポイントと実務上の考え方を図解やイラストで解説された。筆者が企業内で講義してきた際に直面した「技術者倫理のわかりにくさ」を乗り越え,技術者倫理を「自分事」として捉える方法を盛り込んでいる。モラルの章を充実させ「なぜ倫理的な行動が行えないのか」を徹底解説された。

【ご講演者及びご略歴等】

田中 和明(たなか かずあき) 様  

   日本技術士会金属部会部会長
           株式会社 川熱 技術顧問

(ご略歴等)

1982年京都大学大学院修士(資源工学)修了

   同年新日鐵株式会社入社、君津製鉄所、本社勤務。

   日本製鉄に40年間勤務。生産、品質管理、人材育成。

   2021年金属部会長就任。日本製鉄退社。

   2022年田中金属技術士事務所開業

   2024年株式会社 川熱 技術顧問

【趣味】

  出版(3月に18冊目)

  海外旅行

【参加費用】

・講演会のみ 無料

・懇親会  5,000円(消費税込、学生は無料、但し社会人学生除く)

・場所  森戸記念館二階第3会議室

【CPDに関して】「実時間:2時間」の参加票を発行します。

第116回技術懇話会(見学会)開催

今回は富田製作所 古河工場を見学しました。令和6年7月の技術懇話会で富田社長に講演いただき、聴講者から大変好評でありましたことから、是非工場見学したいとの申し出に応えていただきました。

―――― 記―――

【見学会開催要領】

1 開催日時 2024 年12 月5日(木)13:00~15:00

2 見学場所:富田製作所 古河工場 https://tomita-s.jp

【CPD に関して】 技術士の方には、「実時間:2時間」の参加票を後日発行します。

第115回技術懇話会開催

今回は、東京理科大学 理学部第一部 応用化学科 教授で同学研究推進機構 総合研究院 カーボンバリュー研究拠点 拠点長の工藤昭彦先生にご講演をお願いしました。

―――― 記 ――――
【技術懇話会】
日 時:2024年9月14日(土)16:00~18:00(受付開始15:45)
場 所:神楽坂キャンパス 森戸記念館1階 第2フォーラム
【講演内容】
演題「カーボンニュートラルのための光触媒を用いた人工光合成技術の開発」
【講演概要】
カーボンニュートラルを実現、さらには資源・エネルギー・環境問題を解決する科学技術として、簡便で低コストが期待される光触媒を用いた人工光合成が注目されています。代表的な人工光合成として、水からグリーン水素を製造する、水を水素源として二酸化炭素を資源化する反応があげられます。本講演では、今までどのような研究がなされてきたか、何が課題点だったのか、現状はどうなっているのか、今後すべき課題は何かについて説明します。そして、光触媒を用いた水分解の原理などの基礎的なことからから、具体的な水分解光触媒系までを紹介します。
【ご講演者及びご略歴等】
工藤 昭彦(くどう  あきひこ) 様

 東京理科大学 理学部第一部 応用化学科 教授
 東京理科大学 研究推進機構 総合研究院 カーボンバリュー研究拠点 拠点長
【ご略歴等】
1983年 3月 東京理科大学理学部第一部化学科卒業
1988年 3月 東京工業大学大学院総合理工学研究科電子化学専攻博士後期課程修了(理学博士)
1988年 4月 アメリカ Univ. of Texas at Austin 博士研究員
1989年11月 東京工業大学大学院総合理工学研究科電子化学専攻・助手
1995年 4月 東京理科大学理学部第一部応用化学科・講師
1998年 4月 東京理科大学理学部第一部応用化学科・助教授
2003年 4月~現在 東京理科大学理学部第一部応用化学科・教授
2022年 1月~現在 東京理科大学 研究推進機構 総合研究院 カーボンバリュー研究拠点 拠点長

【受賞】
2009年 光化学協会賞
2011年 第10回GSC(Green Sustainable Chemistry)賞 環境大臣賞
2011年 ENEOS水素基金設立五周年記念顕彰
2017年 触媒学会 学会賞(学術部門)
2017年 第72回日本セラミックス協会賞(学術賞)
2020年 文部科学大臣表彰 科学技術賞
2022年 令和4年度東京都功労者(技術振興功労)
2023年 日本化学会賞

【参加費用】
・講演会のみ 無料
・懇親会 5,000円(学生は無料、但し社会人学生除く)
・場所  イタリアンカフェ&レストラントリノ」
(東京都新宿区揚場町1-3グロリアビル1F) 
【CPDに関して】「実時間:2時間」の参加票を発行します。

第114回技術懇話会開催

 今回は、東京スカイツリーの構造を支える巨大鼎鋼管の製作を担当された富田製作所代表取締役社長富田英雄様にご講演をお願いしました。

―――― 記 ――――

【技術懇話会】

日 時:2024年7月13日(土)16:00~18:00(受付開始15:45)

場 所:神楽坂キャンパス 森戸記念館1階 第2フォーラム(下記地図参照)

【講演内容】

演  題:「厚板精密板金技術の秘話 ―東京スカイツリーの鼎鋼管製作など―」

(講演概要)

 失われた30年の中、日本の玄関口の東京のシンボルとして皆様を勇気づけた世界一高い電波塔として東京スカイツリー」高さ634ⅿ、自重3万6000㌧を支える鼎鋼管の製作の秘話(理科大 科学フォーラム2017(8)掲載)について紹介します。建設予定地が、東武線、旧「業平駅」前の100m*400mの細長い敷地に建てるため、底辺が68ⅿの正三角形から地上300mで円形にする「△から〇」の独特な形状をなし、見る角度によって日本刀の「そり」と神社仏閣の列柱の「ムクリ」のカーブを著名な彫刻家(澄川喜一氏)の意見を入れながら設計されています。また、百年建築として強度部材は、ひび割れしない材質が必要とされ、更に正三角形の頂点となる鼎柱に斜めの鋼管トラス構造で支えていく「分岐継ぎ手溶接構造」で接合して行くため、その鼎柱の材質は、今までにない溶接性に優れた超強度鋼が必要とされました。その任務を弊社に伝えられ、弊社に今まで経験した事の無い「厚く(板厚10cm)、大きく(直径2ⅿ30㎝)、重い(15000㎏/本)、高強度(降伏点500N/㎟以上)」の鋼管の製作についてお話いたします。

【ご講演者及びご略歴等】

富田 英雄 (とみた ひでお)様

 (株)富田製作所 代表取締役社長

(ご略歴等)

1956年 東京都葛飾区生まれ・私立市川学園中学卒

1975年 都立両国高校卒

1981年 東京理科大理工学部機械科卒(佐藤金研・塑性工学)・

1982年 (株)富田製作所入社(生産技術・新技術開発・不動産買収担当)

1994年 (株)富田製作所 つくば工場 建設竣工 つくば工場長就任

2013年 学校法人 東京理科大 評議員

2015年 学校法人 東京理科大理窓会 第17回 「坊っちゃん賞」 受賞

2016年 (株)富田製作所 4代目、代表取締社長 就任

2021年 経産省 戦略的基盤技術 高度化支援事業(サポイン事業)推進責任者

【懇親会】

  技術懇話会後、18:30~20:30

  会場:PRONTO飯田橋店 (東京都新宿区揚場町1-11飯田橋中央ビルB1F)(下記地図参照)         

【参加費用】

  ・講演会のみ 無料

  ・懇親会  5,000円(学生は無料、但し社会人学生除く)

【CPDに関して】  「実時間:2時間」の参加票を発行します。

第113回技術懇話会(特別講演会) 開催

 今回は特別講演会として、学校法人東京理科大学 常務理事 創域理工学部電気電子情報工学科教授 兵庫明先生にご講演をお願いしました。兵庫先生のご講演は森戸記念館で行い、オンラインでも参加できます。
 ご講演の概要は、「まず、ディジタル時代の中心にあり巷の話題となっている半導体技術の進化の歴史と動向を述べる。つぎに、ディジタル時代におけるアナログの役割、昔と今での違い、新たな課題とその解決のために開発された回路技術について述べ、今後のアナログ回路開発には広い視野と分野融合が重要であることを述べる。」となります。


―――― 記 ――――

【特別講演会】
日 時:令和6年 5月25日(土)16:00~18:00(受付開始15:45)
場 所:森戸記念館 1階第2フォーラム

【講演内容】
演 題:「ディジタル時代におけるアナログ回路技術から見た分野融合の重要性」
        
【講演者及び略歴等】
 兵庫 明(ひょうご  あきら) 先生  

  学校法人東京理科大学 常務理事
  創域理工学部電気電子情報工学科教授 工学博士

(学歴等)
1984 年 3 月 東京理科大学 理工学部 電気工学科 卒業
1986 年 3 月 東京理科大学大学院 理工学研究科 電気工学専攻 修士課程 修了
1989 年 3 月 東京理科大学大学院 理工学研究科 電気工学専攻 博士後期課程 修了
(工学博士)
同年 4 月 東京理科大学 理工学部 電気工学科 助手
1996 年 9 月 オハイオ州立大学(米国)在外研究員(1997 年 8 月まで)
(講師、助教授(准教授)を経て)
2005 年 4 月 東京理科大学 理工学部(現 創域理工学部)電気電子情報工学科 教授
(現在に至る)
2015 年 4 月 東京理科大学 理工学部 副学部長(2018 年 9 月まで)
2015 年 10 月 東京理科大学 学生支援機構 キャリア支援センター長(2017 年 9 月まで)
2016 年 12 月 学校法人東京理科大学 理事
2021 年 4 月 学校法人東京理科大学 常務理事(現在に至る)
学会関係
電気学会・アナログ電子回路の発展的設計・解析技術調査専門委員会 委員長
電気学会・電子回路研究専門委員会 委員長
電気学会・電子回路技術委員会 委員長
電気学会・電子・情報・システム部門 編修担当役員
電子情報通信学会・「アナログ回路技術」英文論文小特集編集委員会 委員長
Springer・Analog Integrated Circuits and Signal Processing Editor-in-chief
応用科学学会 理事、副会長などを歴任(一部は在任中)
2016 年 3 月 電気学会 フェロー

【懇親会】
技術懇話会後、18:30~20:30
会場:アジアンキッチン「サパナ」神楽坂店 (PORTA神楽坂2階)

【参加費用】
・講演会のみ 無料
・懇親会   5,000円(学生は無料)

【CPDに関して】

 「実時間:2時間」の参加票を発行します。

以前の技術懇話会の情報は「これまでの技術懇話会」に記載しています

企業見学会

以前の技術懇話会の情報は「これまでの企業見学会」に記載しています

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