賀詞交歓会
令和2年(2020)理窓会神奈川支部新年賀詞交歓会報告
新元号のもと初めてとなる理窓会神奈川支部の新年賀詞交歓会が、令和2年(2020)1月18日(土)に、やや小雨の降るなか、横浜中華街にあるローズホテル横浜(ザ・グランドローズボールルーム)において、来賓を含め86名の参加者が集い、盛大に行われました。
賀詞交歓の部(第Ⅰ部)は、山下庫太支部長から新年の挨拶として、交歓会の企画への取り組みなどについて話された後、来賓の紹介がされ、引き続き講演の部に入りました。
講師に本学の松本洋一郎学長をお迎えし、演題『科学技術立国再興に向けて~理学の普及を以て国運発展の礎とする~』で、ご講演いただきました。日本の現状や我が国を取り巻く環境の変化、国の予算の推移、論文数などの国際比較、日本の人口推移や生産年齢の見方、本学の建学の精神と伝統、様々なランキングを参考にされながらお話されました。理科大の今後のビジョンなどについて、本多光太郎理科大学初代学長の言葉『学問のある所に技術は育つ、技術のある所に産業は発展する、産業は学問の道場である』などに触れられながら鋭く深い分析を含め、学長となられた熱い思いを込めたお話をしていただきました。
来賓挨拶では、増渕忠行理窓会会長から、理窓会の活動紹介、会誌500号の全国同窓への配布、神奈川支部の活発な活動、短信配信などについてお話し頂きました。続く、森野義男維持会会長は、配布した資料を利用されながら、維持会への寄付、学長の研究活動への支援の仕方などについてお話し頂き、Ⅰ部が終了し途中休憩に入りました。
懇親の部(第Ⅱ部)は、前学長である藤島昭榮譽教授の、乾杯のご発声で懇親の部が始まりました。乾杯の際に、松本学長、増渕会長、森野会長への謝辞、神奈川支部の活動などについてお話いただきました。
本年の賀詞交歓会の催しでは、特別な企画(過去に設けらたことがない)として、山下支部長自らが立案・段どりに尽力され同窓関係者の女性3名にご協力を頂き、お正月にふさわしく金屏風の前で華やかな着物姿による日本舞踊三舞が披露されました。
懇親の部の一番初めは、日本舞踊『<長唄 七福神>(立ち方、藤代厚子)』が披露されました。この舞踊は、恵比須を演じ福を引き寄せるという大変おめでたい曲です。
続いて神奈川理窓会の集まりに初参加された同窓4名の壇上での自己紹介がされました。地区活動報告等では、横須賀・三浦地区の「定期総会・天神島見学会のお誘い(5/16)」、「県西・県央地区の桜の会の催し」、「将棋同好会のお誘い(2/11)」(※各企画の詳細は支部HPにも掲載されます)などの紹介がありました。
二つ目の日本舞踊『<清元 さくら>立ち方、坂東花波(吉田英子)』では、さくらのまい散る美しさがこめられた舞が披露されました。
続いて、マジック同好会の会員が各テーブルについて、カードや小物などを使ったマジックが披露されました。一部ネタばれの説明などもあり、驚きや笑いを誘う和やかな時間になりました。
三つ目の日本舞踊『<一本勝負>立ち方、藤間泉翔(山下京子)』では、講道館柔道家の西郷史郎の「山嵐」を題材にした舞(男踊り)が披露されました。
その後、クロスミュージック所属の歌手:祥子さんが『湖上の舞』(※今春新CDが発売されるそうです)で歌声を披露されました。アトラクションの最後は、桂歌助師による小話などの後、『黒田節』の舞を披露され、お正月にちなんだ多彩多様な新春を彩る企画が続き、第二部が終了しました。
その後、恒例となっている全参加者による校歌斉唱、賀詞交歓会の閉会の挨拶、全体写真撮影の後、本年の支部の定期総会:令和2年7月19日(日)(会場:KKR鎌倉わかみや)における再会を期しつつ散会となりました。
帰り際に参加者から、交歓会「200%」というお褒めの言葉など多数頂きました。
引き続き行われました2次会(中華街「カラオケの鉄人」)は30名以上参加の盛況で、歌声中心に楽しくもり上がるひと時を過ごせましたこと、一言追加報告させて頂きます。
(文責 平田治夫)
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