平成２３年１月１０日　　理窓会神奈川支部副支部長　山本　孝　

毎年、海の日と成人の日の祝日に、東京理科大学を卒業し、神奈川県内の公立高等学校管理職または教育行政を経験した者で構成する「神楽会」の会員が一堂に会し、相互の親睦と教養の向上に努めています。
したがって、この会には現職の同窓管理職ばかりでなく、退職した先輩達も参加して旧交を温めたり、激励をしたりしています。

今年も、１月１０日にローズホテル横浜で開催され２７名が参加しました。
元湘南高等学校の校長で、この１月２日にご逝去された、理窓会副会長の田村應和先生も神楽会の会員でしたので、開会に先立ち参加者全員による黙祷がありました。特に、田村先生は同窓生に対していつも温かいお言葉で接しながら、励ましてくださいました。それによって、多くの後輩は元気づけられました。

第１部は、横浜国立大学工学部教授　森下信先生から「高校生に対する工学教育のあり方」という演題での９０分の講演がありました。講演では、最近の大学生像や高大連携を通しての工学教育のあり方を熱弁されました。

第２部ではローズホテルご自慢の中華料理を堪能しながら親睦を深めるとともに、様々な教育課題に直面している県内公立高校の同窓の管理職、教育行政職が、相互に支え合い、励まし合いながら、この難局を切り開いていこうと、固い信頼関係を築きました。

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