理窓会千葉支部

 令和4年8月27日(土)「ホテルポートプラザちば」において、コロナ対策を徹底した上で3年ぶりに総会を開催しました。 来賓として、浜本隆之東京理科大学理事長、増渕忠行理窓会会長、松原秀成・山崎晃弘・槇誠司副会長、富岡康夫理窓教育会会長、東京支部より増田律子支部長・廣瀬和昭副支部長、神奈川支部より戸上惠央支部長・山下庫太事務局、埼玉支部より本多昇支部長・米澤正晴副支部長、こうよう会より朝烏章会長・古池とき子副会長・田中義孝千葉県支部長をお迎えし、総勢39名の同窓が集いました。

総会では、5つの議案が承認されました。

②報告会では、浜本隆之理事長から入試動向、学部・学科改編、創立150周年に向けての説明が、石川正俊学長からはビデオメッセージ、増渕忠行会長から「鳥人間コンテスト」において母校のサークル「鳥科」の活躍が紹介されました。前部会長の根本巖銚子商業高校長より教職員部会活動報告がありました。

講演会は、コロナ禍のため2度中止となり、今回3度目の正直で登壇した(株)富田製作所代表取締役社長 富田英雄氏(1981年理工学部機械科卒)による演題「東京スカイツリー 六・三・四に挑む」で、83分にわたりマイクを使わず、マスクを着用しての熱弁でした。『創業者である父は能登半島先端の珠洲市に生まれ、16歳で大田区の鍛冶屋に丁稚奉公で入り、戦争で世界一の潜水艦イ号401の搭載戦闘機の整備兵として乗艦し、敵空母奇襲作戦直前に終戦を迎えた。大田区に戻り結婚し、子供が二人出来た昭和26年に独立した。「拾った命とハンマー1本」で始めた会社は、四つ木、松戸、古河(1万トン・1万6千トンプレス機)、つくば工場(5千トンプレス機)へと発展。羽田空港D滑走路の桟橋鋼管杭、東京スカイツリーの鼎柱、東京駅八重洲口グランルーフ(屋根の膜には、元学長藤嶋昭先生の光触媒が使われている)の柱、出雲大社(おおやしろ)勢溜の大鳥居、鹿島神宮の授与棟柱と御手洗池の大鳥居の製作を手掛けた。』更に、自己肯定感や健康と幸福などについてのお話があり、感動と生きる活力を頂いた。この講演を40分程に編集したものを10月30日(日)のHCDホームカミングデーに合わせて、視聴できるようにする予定です。是非ご覧ください。

④懇親会は、衝立やマスク越しではあったが、久し振りの対面による会話により親交を深め、千葉支部らしい和気藹々の楽しい会となった。                                             (文責 杉浦)