理窓会広島支部

理窓会総会に先立ち、マツダ(株)菅 康宏氏(59理工・機)から『マツダモノ造り革新』と題して講演を頂きました。多様なニーズが質・量ともにめまぐるしく変化する現代の自動車業界において、企業が際立つ存在であり続けるためには、独自のブランドや革新的な商品・技術だけでなく、ビジネス面での高い効率や、環境変化への柔軟性も兼ね備える必要があることから、マツダ独自のプロセス革新を推進し、一つの事例として、材料の歩留まり向上活動では開発や購買とも協力し、部品の分割取りにより材料ロスの削減を実現したことを具体的に数値をあげて説明されました。総会では、塚本理事長から、大学を取り巻く環境について説明があり、教育・研究環境の整備では、大学のバージョンアップに向けて、野田キャンパス、神楽坂キャンパスの再構築や、葛飾キャンパスの開設などについて説明があり、大学も大きく変わろうとしていることが分かりました。山下理窓会事務局長から、卒業生の数と年齢分布、代議員の若返りや理窓会関連組織の紹介があり、7月からFace Bookを活用し、情報を発信していることの紹介がありました。森野維持会会長から、簡単に維持拡充資金の報告があり、新たな税額控除により、寄付金による減税の紹介がありました。また、平野こうよう会広島支部長にも挨拶を頂きました。2011年度の会計報告と新幹事が全員一致で承認され、総会を終了し、記念写真を撮って、懇親会へと移りました。昭和32年卒から平成8年卒までの幅広い年代の同窓生で和やかな雰囲気の中で進行し、最後に校歌を斉唱し、河野副支部長の挨拶でお開きとなりました。尚、山下事務局長を含む8名が同じホテルで二次会を行い、盛り上がりました。