支部長あいさつ

 少なくとも一年に一度は神楽坂を散策します。今年も梅雨空の坂道を歩きました。

 もう40年以上経過した今、当時の面影を残す店は、数えるほどで、懐かしい店名といえども、すっかり変貌し、当時の懐かしい姿がうかがえません。上り詰めた毘沙門さんも立派に改装され、お参りする人の往来は以前より多く感じられました。

 今年の理窓会支部長会で、長年の課題であった、新しい大学会館がいよいよ建築の運びとなる、報告を受けました。私たちの少なくなった青春の記憶から、神楽坂の様子がまた一つ消えようとしていることに、時代の流れを感じてしまいました。

 また、幹事会で理窓会会則が大改正されました。http://www.risoukai.com/rule/list/society.phpここ数年本部関連の事業が増加していることから、有機的に本部・支部の活動が遂行することを目指し、長年常任理事会で検討されてきた結果、審議され幹事会で承認されました。

 消えるものがあれば、新しく生まれるものがあります。新しい神楽坂を楽しめることに期待を持ちつつ、わが母校東京理科大学の更なる栄を期待したいものであります。

平成21年6月