本年は、「支部総会」を全面に押し立ててご案内をせずに、「文月の集い」と名称を変えての案内にして、裃を付けた仰々しい「総会」の文字を取り除いてみました。けっして「標題」を変えることで参加者に興味を持って頂けるか否かは、定かではありませんが、少なくとも「支部の文月の集い」を気に留めて頂けるなら今後の「力」となるのではないでしょうか。町中は祇園祭りの「テンテンチキチキ テンチキチキ」と祇園囃子が洛中に響く季節、定例となって8年、また平成17年から京都セントノームホテルを会場に、すっかり定着した「文月の集い」が7月10日に開催しました。
当日、大学から村田雄司常務理事、理窓会から山田義幸会長、そして近畿各支部の支部長、幹事、こうよう会京都支部長、支部会員、さらに理科大芸能部で、京都府と隣接する枚方出身の歌手、祥子さんの出席を頂きました。
本年度の総会は、2年続けて、地元大学の学長に「地震を知って地震に備える」、「日はまた昇る」と題してお話しをして頂いた趣向を手直しして、今年3月電気工学科卒業の「リコーダー」奏者の中村栄宏さんに「リコーダー&ギタージョイントコンサート」をお願いしました。ギターはマーティン・メソジストカレジ教授のT.G.Engelさんに加わって頂き約45分間、澄んだリコーダーの音色と美しいギターの響きに参加者はじっと耳を凝らして聞き入って頂きました。
懇親会では、支部会員を中心に近況報告をし、初めて参加された方、定年を迎えて新しい趣味に挑戦している方、現在正に働き盛り職場の中堅として活躍されている方など思い思い楽しく語っていただきました。会の終盤は再びリコーダー、ギターの演奏と、「祥子」も加わり「上を向いて歩こう」を歌って閉会としました。従来と趣を変えた「文月の集い」は、参加一同大変満足であったと喜んでいただけました。
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