理窓会京都支部

「テンテンチキチキ コンチキチキ」祇園囃子が洛中に響く季節、定例となって6年、また平成17年から京都セントノームホテルを会場に、すっかり定着した京都支部総会が7月12日に開催しました。
当日、大学から澤芳昭常務理事、理窓会から森田昌宏常任理事、維持会から森野義男会長そして近畿各支部の支部長、幹事、こうよう会京都・滋賀の役員、支部会員、さらに理科大芸能部の大阪府出身の歌手「祥子」さんと、32名もの出席を頂きました。
本年度の総会は、「地震を知って地震に備える」と題して、京都大学前総長尾池和夫現国際高等研究所所長にご講演を頂きました。50分と限られた時間で地震発生のメカニズム、地震という自然現象、二次現象(津波・斜面崩落・液状化)そして予知、とよく解るお話でユーモアを交えての楽しいご講演でした。お話を聞き入るにつけ、地震が自然現象である以上、いかに備えるものか、改めて認識を深めた時間であって、参加一同大変満足であったと喜んでいただけました。
参加された方には、久しぶりに参加された方、初めて出席された方、お知り合いを誘っての参加などで、懐かしい話に、過ぎし時の想いに暫し時間を忘れ、楽しく歓談の時を持ち、濃密な3時間がたちまち過ぎ去りました。
さらに平成の卒業生5人を代表して、歌手祥子さんには、デビュー時代を想い起こし、「帰ろかな大阪」を歌い、若い同窓の心意気を見せてもらい、楽しい中にも和らいだ雰囲気を会場一杯包んでいただきました。
最後に全員で、「新生のいぶきも高ら若人よ」の校歌を声高らかに合唱して、またの再会を約して散会しました。