2025年 4月26日
東京理科大学校友会
理窓会埼玉支部会員各位、企業人部会会員各位
埼玉支部企業人部会 会長 荒井裕太
第4回企業人部会総会及び第12回例会 開催報告
平素は東京理科大学校友会 理窓会埼玉支部の活動にご協力いただき誠にありがとうございます。
企業人部会第4回総会と第12回例会にご参加頂きありがとうございました。総会での審議事項及び例会での
状況を下記に簡単ですが報告させて頂きます。今後ともよろしくご支援のほどお願いします。
記
1.日時 2025年 4月19日(土) 13時30分~17時
2.場所 ポルタ神楽坂 6F 第1会議室
3.参加者 19名(内初参加者1名)
4.第4回総会
1)組織及び新役員について
①新部会長に荒井裕太さん(‘11・薬・生命創薬卒)、広報企画担当に白石安男さん(‘84・理工・数)
荘司浩利さん(’89・理・数)に加わって頂き、近隣支部との連携を強化し活性化を目指す。
②顧問を新設し、山本正雅さん(‘76・薬・製薬)・米澤正晴前部会長(‘78・工・工化)を顧問に就任。
2)2024年度の活動報告及び会計報告
会計担当の満山さんより、会計帳簿及び現金・通帳を確認して頂き、会計報告通り適正に管理してい
ることを報告して頂きました。
3)2025年度の活動計画と予算計画案報告
以上の内容で出席者全員の承認を得ました。
5.例会内容 (例会と懇親会の写真を添付します)
1)講演概要
講演者: 東京理科大学 先進工学部 生命システム工学科 准教授 高橋史憲先生
テーマ: ・生命システム工学科の紹介
・植物の環境応答
・劣悪環境に強い作物の開発
高橋先生をお迎えし、上記テーマについて講演をいただきました。 講演の冒頭では、2023年に
基礎工学部から新たに生まれ変わった先進工学部・葛飾キャンパスについてご紹介いただきました。
最新の設備が整った葛飾キャンパスは、今後の研究活動の拠点として、ますます発展が期待されます。
まだ訪れたことのない会員の方もいらっしゃるかと思いますので、今後の部会活動でキャンパス見学会
などを企画できればと考えております。
さて、講演の本題である「植物の環境応答」では、特に乾燥という過酷な環境下で植物がどのように身
を守るのか、その巧妙なメカニズムについて詳しく解説いただきました。
植物ホルモンの一種であるアブシジン酸が、乾燥ストレスを受けると根から葉へと移動し、気孔を閉じ
ることで水分の蒸散を抑えるという防御応答の重要な役割を担っていることが、先生の研究によって明
らかにされています。
さらに、この研究成果を応用し、乾燥に強いイネの開発に取り組んでおられる事例もご 紹介いただきま
した。地球規模での食糧危機が懸念される現代において、このような研究は非常に重要であり、未来の
食料安定供給への大きな希望を感じました。
6.連絡事項(第13回企業人部会例会開催日について)
開催日:2025年8月9日(土)(13:30~17:00)
場 所:ポルタ神楽坂6F 第1会議室
講演者:石川慎也(’00・経・経)さん
テーマ:未定