「埼玉県内の子供たちの理数教育発展に寄与する」を目的とする支部活動の一つ、 「チャレンジ道場」がコロナ禍による2年間の休止から復活し、比企郡吉見町立 西小学校の強い要望を受け、算数講座「カードで掛け算九九を楽しもう!」を開 講し、第2学年16名の子供たちが参加しました。 埼玉支部副支部長 松本明(東京理科大学教職教育センター特任教授)と教材のゲー ムの発案者 東京理科大学専攻科学生 吉田真也(幼児算数インストラクター)の両 名が講師となり、小学校の先生方が見守るなか講座が進行しました。 掛け算を学んだ2年生が、その意味を理解し、日常生活で自由に使いこなすことが 出来るようになることを目指した講座で、楽しく学ぶことを第一に、かつ算数に対 する苦手意識を持たせないように、カードゲームを使って取り組みやすい内容で実 施しました。 講師の吉田真也が発案したゲーム「kukupon!九九ぽん」で神経衰弱のようなルー ルでの対戦ゲーム「九九あわせ」と、かるたの「九九かるた」を体験してもらい、 あっという間の45分でした。子供たちの楽しそうな声、ワクワク感、笑顔、これ が学びの原点だと感じた1日でした。 なお、今回の講座用に、理窓会埼玉支部から小学校に「kukupon!九九ぽん」10 セットを寄贈しました。
日本教育新聞 2022年2月7日号に講座の様子が掲載されています。