横浜地区会では３月で発足満２年となり下記の通り「発足二周年記念の集い」を行った。

日時：３月２８日（土）　１４時～１７時１５分
場所：三菱重工横浜ビル　３３階スカイラウンジ
講演会：演題『マッスルスーツの現在／今後と課題』
講師：東京理科大学工学部機械工学科教授　小林 宏 様
懇親会：

懇親会に先立って行った講演会では、今日のメインテーマである装着型の腰補助ロボット「マッスルスーツ」の開発経緯、構造、機能、実際の利用現場等の解説があったが、その他にも教授が取り組んでいる様々な研究・開発分野の紹介があった。例えば、これから高齢化社会を迎えニーズが高まる嚥下動作や排せつ動作をサポートするロボットやロボット受付嬢等々大変興味深い内容だった。
小林教授が取り組まれている研究・開発への想い
・動けない人を動けるようにしたい
・重筋労働を軽減したい
・高齢化社会への支援を進めたい
と言う想いが伝わってくる熱意ある話で、予定の時間を大幅に超過する講演であった。
先生の豊富な研究分野をお話しいただくには一寸時間が短すぎたなと反省した次第である。
終わった後、数人の人にマッスルスーツを実際に装着し、ビール瓶が詰まったケースを持ち上げてもらう実技を体験してもらった。装着前には持ち上げるのに難儀したのに、装着した場合は軽々と持ち上げることができ、見ている人たちからもオー！と言う声があがった。
懇親会は、年度末で大変ご多忙な中ご出席いただいた藤嶋学長にご挨拶をいただいた後、新しく参加した会員の自己紹介を交え、いつもの通り交流、情報交換を行った。
参加者は今回も３７名と、多くの方に参加いただいた。

さらに翌日（２９日）、翌々日（３０日）と２日連続で、日経新聞にマッスルスーツに関する記事がタイミングよく取り上げられていたことを付記しておく。
一般的には「パワーアシストスーツ」と言われるこの分野でのさらなる進化と介護や重筋労働分野への導入が期待され、注目されている証左ではないかと思う。

なお、当日出席者に配布した「横浜地区会の２６年度活動実績と２７年度のイベント予定」を下記に記載しておきました。横浜市に在住、在勤している理窓会員はもとより、活動趣旨に賛同する会員であればどなたでも参加できますので、案内を希望する方はぜひ当ホームページを通してご連絡ください。

○平成２６年度に実施したイベント
（いずれも当ホームページに詳細報告を掲載済み）
□「マジックショー」・・・・・・・・・・・ ２０１４年　８月２９日（出席者　２５名）
□「桂歌助独演会」・・・・・・・・・・・・ ２０１４年１０月１５日（出席者　４０名）
□「ワインの夕べ（ワインに魅せられて）」・・２０１４年１１月１５日（出席者　４５名）

○平成２７年度のイベント予定
詳細内容決まり次第その都度当ホームページ及びメール、郵送等でご案内します
□バーベキュー・・・・・・・・・・・・・７月ごろ
　横須賀・三浦地区との共催で行う
□桂歌助独演会・・・・・・・・・・・・１０月ごろ
□トークとシャンパン試飲会・・・・・・１１月～１２月ごろ
　講演内容、講師は未定
□３周年記念の集い・・・・・・・・・・平成２８年３月末
　講演内容、講師は未定
　※横浜地区会では総会に代わり、発足した３月に毎年「○○周年記念の集い」を行うことにしています。

以上

（文責：手島）

タグ：地区会, 平成27年, 横浜地区