理窓光学会会長 籾内正幸(S52 B卒)
理学部物理学科をS52 に卒業しました籾内です。松野先生から理窓光学会の会長を引き継いでから2年になります。HPを充実させようとしていた矢先の新型コロナ禍で、メイン活動の講演会の中止に追い込まれました。社会全体が右往左往する状況で、対面での委員会もメールベースの意見交換だけとなり、HP刷新も棚上げ状態となってしまい、会長挨拶も工事中のままでした。関係者、会員の皆さまには大変ご心配をかけてしまい申し訳ありませんでした。
私が理窓光学会と関りを持ったのは大学院からです。研究室のボスは故大竹周一先生(理窓光学会創始者の一人)、助手に松野先生が在職されており、当然の流れで運営のお手伝いをさせていただきました。まだ学生だったので、会費なし、懇親会はただ酒でした。古き良き時代でした。その後、私自身が光学(レーザー)関連の仕事をすることになったこともあり幹事の一員に加えて頂き、微力ながら理窓光学会の発展に努めてまいりました。
あれから40年以上が経ち、松野先生から私にバトンが廻ってきたという次第です。
会長交代早々のコロナ禍でじたばたしていますが、今後を考えるには良いタイミングでした。本会は、年2回(基本6月と12月の第一土曜日)の講演会を開催しており、現在75回を数えています。会員にはEメールで連絡し、講演会参加者より参加費を集めています(現在会費を集めていない)。基本的スタンスとして、来るものは拒まず一緒に“光”を楽しみましょう(光学=光楽)ということです。”光“に関するトピックスや会員推薦などからテーマを選び、理大内外より伝手を介して講師を依頼しております。世の中の多くのものが”光“に関連している(と我々は解釈している)ため、幅広い分野からのテーマ抽出となります。宇宙ものから分光、計測、レンズ設計…、講演して頂いたテーマと概略、講師との集合写真はホームページにて公開しております。また、講演会(懇親会含む)予定もホームページに掲載しますので、6月と12月が近づきましたら是非ホームページで内容を確認し、参加願います。理大OB・現役で“光”に興味のある方は大歓迎です(同行者もOK)。一緒に光楽(光学)しましょう。
2021.09
理窓光学会会長 籾内正幸(S52 B卒)