理窓会兵庫支部

    今年度の支部懇親会を終えて

            兵庫支部 支部長 宮宅 勇二

 去る9月9日日曜日に、兵庫県民会館に於いて、兵庫支部の総会改め懇親会が開催されました。本学より福田理窓会副会長、池北理事、森野維持会会長にお越しいただき、こうよう会(PTAのようなもの)の兵庫支部の方3名と、近畿の各府県の支部長、幹事4名、それに兵庫支部の同窓生11名が集まりました。
 去年より若干人数は少なかったのですが、話がはずみ、皆楽しい時間を過ごされた様子でした。
 毎年懇親会においては、原則として支部の同窓生が講演をする、ということになっていて、これがひとつの目玉になっています。去年は、昭和48年理工学部機械工学科卒で、現在特許事務所を経営しておられる渡辺 隆文氏により「知って得する知的財産権の基礎」という題名で、特許や商標等の話をしていただきました。全く違う異色の職業の話でしたので、出席した皆様が興味津々として聞き入っていたようでした。
 今年の講演も大変面白いものでした。それは「盲導犬の育成と現状」という題名での盲導犬の話と実演でした。昭和47年理工学部経営工学科卒の永田 譲蔵氏が講演してくれたのですが、彼は社会福祉法人 兵庫盲導犬協会の相談役をされており、訓練士(若い女性)と盲導犬(ラブラドールレトリバー)を連れてきてくれました。出席者の皆様は目を輝かせて実演を見つめていました。
 講演の後、それぞれ自己紹介をして、最後に校歌を合唱し、記念撮影をして終了しました。今年参加できなかった方々も、来年はぜひご参加下さるようよろしくお願い致します。
最後になりましたが、現在本学においては3万㎡の敷地に6棟の校舎を持つ葛飾キャンパスの建設が最終段階に入り、間もなく完成の予定です。これが完成すれば、神楽坂と野田の中間に新校舎ができて、我が校はますます発展するもの、と信ずるところです。同窓の方はぜひこの懇親会にご参加いただいて、最近の本学の様子も知っていただけたら、とお願いをしてあいさつとさせていただきます。