理窓会兵庫支部

・開催日:平成16年4月25日
・会場:兵庫県民会館「鶴の間」 参加者 23名
・本部参加者:常任幹事  森田 昌宏

1.平成15年の事業経過と会計報告が承認された後、支部長再任について討議し、満場一致で再任された。支部長より16年度の活動計画の説明があり、承認された。

2.来賓の塚本理事長から、教育会COE格付認定、HIP(知財)の準備状況、都心型校舎と神楽坂界隈との共生や、研究探求型野田校舎の在り方など、目覚しく変貌して行く大学の近況について、125周年記念事業計画に関連して熱弁を振るわれ、一同熱心に拝聴した。
引き続き、森田常任幹事の挨拶と、125周年記念事業に披露され、卒業生への理解と協力依頼があった。
また、山口東京理科大学土谷学長より、周辺大学が定員割れの状況下で定員確保を達成し、第2回卒業生も昨年と同様98%就職でき、他大学を大きくリードしたとの報告を受けた。

3.次に、鶴田榮一氏(23年応化)より「顔料」を通して読む『魏志倭人伝』という演題で講演が行われた。
50年に亘る顔料研究のライフワークのうち、シルクロード1万kmの半分を踏査しつつ、2~3世紀頃の卑弥呼と水銀の関わりや刺青(護身用)原料への利用、邪馬台国の所在地への推論に至るロマンチックな話題を提供され一同深い感銘を受けた。

4.懇親会は、近県の支部長、幹事(大阪、京都)及び県教育会支部からの活動報告かたがた在学時代の思い出や、恩師の 話題が尽きず、多数の方が二次会更に三次会に参加し、午後8時半に無事散会できた。

(支部長 関川 正文)