理窓会静岡支部 (中部)

 東日本大震災で罹災された理窓会各支部会員、現役学生はじめ関係者各位にお見舞い申し上げますとともに早期の復旧・復興を祈念申し上げます。
 平成23年度静岡県中部理窓会は、東部理窓会(7月)遠州理窓会(8月)の総会に続き、多数の出席により10月22日に総会をはじめ理窓会・大学からの報告・説明、講演会、懇親会を開催いたしました。
 今回、はじめて「こうよう会」からのご参加をいただき、理窓会本部・支部、大学、父母会の連携をさらに深めることができました。
 本会の発展に長く寄与された物理学校卒業の諸先輩参加が遠のいて久しくなりました(以前は懇親会時に、物理学園・大学の校歌二曲を唱和していた)が、これに続いた諸氏に加え、最近は平成時代卒業の若さに満ちた会員参加が定着・増加していることは心強い限りです。今年はその皆様の中から、自動車のヘッドランプの研究開発に携わっておられる杉浦直樹氏(H8基礎工電子)から「ヘッドランプ光源の進化と安全性能」の講演をいただきました。自動車の安全運転には欠くことのできないヘッドランプ開発の歴史や取組まれている研究内容が、短い講演時間にもかかわらず上手に纏められた講演は講評でした。
 また、前述の「こうよう会」代表者からは、保護者会の組織や活動の様子の説明をいただき、懇親会では中部理窓会としても何らかの役に立ちたいと相互に情報交換が為されたことは、大変有意義だったと思います。
 他にも、新たな参加者も見られたことは嬉しい限りです。「同窓生が私たちの身近に案外おられます」との紹介もありました。役員一同は会員相互の声かけなどによる出席者増加を期待し、本会の発展に努めてまいります。
平成23年11月 藤原有恒(42理・応数)