平成25年度が始まり2ヶ月がたちました。新規就職者はもとより転勤等に伴い新たな仕事に就かれた会員の方も多いことと思います。皆様はじめ、中部理窓会員の一層のご活躍を祈念申し上げます。
今年度、母校東京理科大学も新たな時代を迎え、講義棟、実験棟などの6棟と広大な敷地を備えた同葛飾キャンパスが4月1日に開校しました。その開校記念式典が4月28日(土)に同図書館ホールにおいて開催され、大野県支部長、大川代議員とともに参加させていただきました。
新キャンパスは東京駅から電車を乗り継ぎ、最寄りの常磐線金町駅まで電車33分、同駅から徒歩8分に位置し、意外に都心に近い印象を受けました。当日はサイエンスマルシェと称したイベントも開催され、地元商店の出店、特設ステージでは地元葛飾の小・中学生、高校生の演奏、婦人会の踊りの披露、学生による実験、防災体験、科学の紹介など様々な催しが終日行なわれていました。
このため、いたる所に人々が集い、式典参加のオールド同窓生からは「(広大なキャンパスに)理科大ではないみたいだな。」とか、行き交う地元の皆様の「素晴らしい大学が地元にできて嬉しいね。付属の高校があればもっといいのにね。」などとの会話を耳にしました。加えて、記念式典の区長祝辞からも招致の喜びや理科大を軸とした街づくりへの情熱が語られ、地域から葛飾キャンパスへの期待度の大きさを感じました。また、周囲には高層ビルも少なく、近くに親水公園、遠くにスカイツリーを望む環境にも恵まれていました。今回は諸施設・設備等の内覧はできませんでしたが、充実した施設・設備の下、卓越した指導者の高度な研究や意欲に溢れた学生から近い将来、世界に冠たる関係者を輩出する期待が一段と高まっている雰囲気を感じました。
なお、管理部門も葛飾に集約されますが、移転しない学部・学科に加え、久喜キャンパス経営学部生が2年次から神楽坂キャンパスで学修とのことでした。
以上、開校記念式典参加をとおしての報告と、雑感とさせていただきます。
追伸 今年度中部地区理窓会総会・懇親会は10月19日(土)の予定です。おって、正式に案内申し上げますので、多数の会員参加をお待ちしております。
平成25年5月 藤原有恒(42理・応数)
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